少し歩いただけで疲れたと言ったり、気がつくと遊びながら寝てしまったり・・・

発達障害の子供は疲れやすいという特性があります。

 

怠けやオーバーに言っているわけではありません。

 

私の子供は自閉症スペクトラムという発達障害です。

私の子供は、新しい環境に代わった時や人混みへ行くと、疲れやすいようです。

 

れやすくなる3つの理由と解決法を体験談と一緒に紹介します。

 

発達障害の子供は疲れやすい3つの理由

感覚過敏・感覚鈍磨

 

 

発達障害の特性の中に感覚過敏感覚鈍磨というものがあります。

様々な刺激により、ストレスを感じ、疲れを引き起こしています。

 

感覚過敏=過敏に感じて痛みや不快に感じる。

  • 音 サイレン・子供の泣き声など。
  • におい 給食・お弁当など。
  • 皮膚 触られると痛いと感じる。
  • 触覚 接着剤ののりに触ると痛いと感じる。
  • 舌触り 特定の食べ物を食べると口の中が痛い、不快に感じる。

 

感覚鈍磨=ケガや体調不良に気付かない。

  • 熱があるのに平気で遊ぶ。
  • ケガをして血が出ていても全く気がつかない。
  • 疲れているのに気がつかない。

 

感覚過敏の場合、小学校で授業を受けていても、

目から入る掲示物や外の様子や、給食を作るにおい、

友達や先生の話す声など、様々な情報で溢れているため、

必要な情報だけに集中することが難しいことがあります。

 

様々な情報全てが気になってしまうため、疲れてしまいます。

 

感覚鈍磨の場合には、疲れやケガ、体調の変化に気付きにくいため、

無理をして遊んだり、勉強したりしてしまうため、

疲労や不調が続き、余計疲れやすくなります。

 

私の子供は、人混みに行くと疲れやすく、

様々な音が一気に聞こえるのが苦手です。

 

ですが、人混みに行くのは好きなため、

フードをかぶって音を調整するなどしています。

 

また、体温の調節が難しいため、

汗をかいている時には脱ぐように促すなど、

声掛けをしています。

 

汗もかいたままにすると体調を崩したり、

後からぐったりと疲れてしまったりしがちです。

 

睡眠障害

 

 

睡眠障害には、以下のような症状があります。

 

  • 寝るまで時間がかかる。
  • 寝過ぎる。
  • 夜中に何度も起きる。
  • 夜泣きがひどい。
  • 早朝に起きる。
  • 睡眠時間をきちんと取っているにも関わらず、日中の活動中に強い眠気を感じる。
  • 夢遊病。

 

睡眠が十分に取れないと、本人の健康に影響します。

睡眠により、脳をきちんと休めることで、発達を促すという効果もあります。

 

睡眠は子供が成長する上でも、疲れを取るためにも重要です。

 

睡眠障害になると、イライラしたり、注意力が散漫になったり、

常同行動が多くなるなどの問題行動を起こしやすくなります。

 

私の子供は小学生になった今でもたまに睡眠障害があります。

 

夜はぐっすりと眠れるようになりましたが、

少し明るくなってきたかなという時間から1時間に2回程起き上がって、

そのままバタっと寝てしまうという状況です。

 

起き上がった時には意識はなくそのまま寝るのですが、

寝不足という程ではなくてもぐっすりと寝て欲しいものです。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供が寝ない?知らないと損する解消法4選

過集中

 

過集中とは、興味のあることに過度に集中してしまうことです。

 

過集中の間は周りの様子が見えなくなったり、

声掛けにも気がつかなかったり、

どっぷりと自分の世界に浸っている状態です。

 

過集中している時には夢中になって気がつかなくても、

過度に集中しているため、

どっと疲れを感じやすいという点もあります。

 

参考記事:発達障害と記憶力の意外な関係|サヴァン症候群とは?

疲れにくくするための解決法

 

感覚過敏の解決法

気になる情報を遮り、余計な情報が入ってこないようにする。

  • 前の席や外が見えない席にする。
  • 黒板の周りの掲示物を辞める。
  • 苦手なにおいにはマスクをする。
  • 家では集中しやすいようにパーテーションで部屋を区切る。

 

感覚鈍磨の解決法

ケガや体温、体調を発達障害の子供が自分自身で気付くのは難しい場合には、

周りの大人が気つけて観察する必要があります。

 

睡眠障害の解決法

  • 安心して眠れるように環境を整える。温度・明かり・音など。
  • 寝る行為をルーティーン化する。いつも同じ流れで寝ることで見通しがついて、スムーズに寝やすくなる。お風呂→歯磨き→トイレ→就寝など。
  • 朝早く起こして朝日を浴びて、睡眠のリズムを整える。
  • 日中は散歩や遊びなどで体力を消耗させることで夜ぐっすり眠りやすくする。

 

参考記事:自閉症スペクトラムは寿命が短い?寿命を延ばす3つのポイント

過集中の解決法

  • タイマーを利用し、定期的に休憩する。
  • 止める時間を決める。
  • 家族などに声掛けをしてもらい、やめるきっかけを作る。

 

最後に

  • 感覚過敏・感覚鈍磨 様々な刺激により、ストレスを感じやすい。
  • 睡眠障害 ぐっすりと眠れなかったり、何度も起きてしまったり、十分な睡眠が取れない。
  • 過集中 過度に集中しすぎる。途中、疲れていても止められない。

 

解決法

 

  • 気になる情報を遮り、余計な情報が入ってこないようにする。
  • 安心して眠れるように環境を整える。
  • 日中は体力を消耗させ、早起きをして、睡眠リズムを整える。
  • 過集中には、タイマーを利用して止められるきっかけを作る。

 

発達障害の子供は様々なストレスを抱えていて、

いつも疲れやすい状態にあります。

 

子供の様子を確認して十分な休息が出来るように

周りの大人が促すことも必要です。

 

疲れやすいとイライラしたり、

癇癪を起こしたりしがちです。

 

疲れやすさに対応することで子供も大人も

笑顔の時間を増やすきっかけになるかもしれません。