発達障害の子供がいる家庭では、

特別児童扶養手当が貰えるかもしれないことを

知っていますか?

 

私は子供が発達障害だと診断を受けた時には

知りませんでした。

 

療育手帳は持っていないし、

てっきり貰えないとばかり思っていたのですが、

きちんと調べて申請したら、手当が貰えました。

 

発達障害の子供を持つ親である私が

特別児童扶養手当の条件や申請方法について

紹介します。

 

特別児童扶養手当とは

 

精神又は身体に障害のある

20歳未満の児童がいる家庭がもらえる手当です。

 

療育手帳や身体障害者手帳を持っていなくても

申請できます。

 

参考記事:発達障害者支援センターとは?支援内容や利用方法を紹介

5つの支給の条件

  1. 精神又は身体に重度から中度の障害のある20歳未満の児童がいる。
  2. 児童が日本国内に住所がある。
  3. 児童が肢体不自由施設や知的障害児施設等に入所していない。(保育所などの通園施設を除く)
  4. 児童自身が障害による年金(障害○○年金)を受給出来るものがない。
  5. 所得審査により、制限限度額を超えていない。

 

所得審査

審査の対象は、手当の請求者請求者の扶養義務者

 

請求者というのは、

特別児童扶養手当の申請をしている人のこと。

 

請求者の扶養義務者というのは

申請している人の配偶者、父母、祖父母、

曾祖父母、兄弟、子供、孫までの同居をしている人のことです。

 

所得審査の結果、所得制限限度額を超えていた時には

手当が支給されません

 

所得の申告をしていない場合、審査を受けられないので

先に所得の申告をする必要があります。

 

扶養親族数によっても限度額が異なり、

総所得から控除すべき額を控除するなど、

市区町村の窓口で確認が必要です。

 

参考記事:発達障害の2次障害とは?おすすめの対処法7選

手当について

手当月額(平成30年4月)

1級(重度) 51,700円 2級(中度) 34,430円

 

手当月額は、毎年改定があります。

 

手当の支給日

年3回で4月、8月、11月の11日です。

4ヶ月分ずつ支給されます。

 

支給日が土日祝日の場合には、

その直前の平日に支給されます。

 

支給日に指定口座へ手当が振り込まれます。

 

支給期間

申請が通った場合、手当を請求した月の翌月から、

資格を喪失した日の属する月まで支給されます。

 

資格喪失の例

  • 児童が20歳に到達した。
  • 児童が肢体不自由施設や知的障害児施設等に入所した。

 

参考記事:自閉症スペクトラム:いつから分かる?特徴的な3つの症状

申請をする時に必要なもの

 

  1. 特別児童扶養手当認定診断書(専用の様式が障害種別ごとあるので事前に確認が必要。)
  2. 請求者の戸籍謄本
  3. 請求者の住民票謄本
  4. 請求者の身分証明書(顔写真入り)
  5. 請求者の所得証明書
  6. 振込口座通帳(請求者名義の口座に限る)
  7. 印鑑
  8. 世帯全員の個人番号カード、個人通知カード

 

身体障害者手帳や療育手帳を持っている場合には、

手帳の内容により、診断書の提出が省略出来ることがあるので、

事前に相談が必要です。

 

また、お住まいの地域や世帯構成により、

必要となるものが異なる場合がありますので、

申請する前に事前に確認をしましょう。

 

申請の手続き方法

 

  1. 市区町村の窓口に特別児童扶養手当の申請について問い合わせをする。
  2. 申請に必要なものを確認して準備する。
  3. 特別児童扶養手当認定診断書の用紙を貰い、医療機関に診断書の依頼をする。
  4. 市区町村の窓口で、準備した書類を提出し、申請用紙など記入する。
  5. 後日、認定されると、認定通知書と特別児童扶養手当証書等が発行。

 

私の場合、医療機関に診断書を依頼して、

受け取れるまで3週間くらいかかりました。

 

診断書の依頼をする際には、

医師から普段の子供の様子の聞き取りがありました。

入浴や食事の介助の程度や睡眠状況など、包み隠さず現状を話しました。

 

窓口で申請してから、1ヶ月ちょっとくらいで

認定通知書を受け取りました。

 

いざ、申し込もうと思ってから、

2ヶ月以上はかかりました。

 

申請した月の翌月から認定されるため、

早めの準備をすることをおすすめします。

 

審査により、認定されない場合もあります。

 

所得状況届

認定された後は、毎年8月から9月の間に、

必要書類を添えて「所得状況届」を提出が必要です。

 

受給資格や所得の審査を行います。

 

障害認定期間満了届

障害により異なりますが、更新の手続きがあります。

障害認定期限というのがあり、その2ヶ月前に通知が来ます。

 

診断書などの必要書類を用意して

「障害認定期間満了届」を提出する必要があります。

 

期限内に手続きを行い場合には、

手当の支給が停止されるので注意が必要です。

 

参考記事:発達障害の子供を育てる私が病院の受診を勧める3つの理由

まとめ

  • 特別児童扶養手当は精神又は身体に障害のある20歳未満の児童がいる家庭が貰える。
  • 同居している親族にも所得審査の対象。
  • 平成30年4月の改定で手当額は1級(重度) 51,700円 2級(中度) 34,430円。
  • 「所得状況届」や「障害認定期間満了届」で所得や障害の程度の審査があるので注意。

 

自分から申請しないと貰えない特別児童扶養手当なので、

まず、市区町村の窓口に問い合わせをしてみましょう。

 

特別児童扶養手当は、

児童の福祉の増進のために支給されるものなので、

色んな体験をする機会を増やすきっかけにしてみませんか。

 

私の場合は、新幹線や地下鉄に乗っておでかけをしたり、

科学館に行って体験や実験をしたり、

手当のおかげで色んな所に行く機会が増えました。

 

様々な経験が発達障害の子供の成長にも

繋がると思いますよ。