お友達を噛みついたり、叩いたり、蹴ったり・・・

 

他害行為があると、お友達に嫌われないか、

お友達の親から避けられないかなど、

悩みのタネになりがちです。

 

発達障害の子供が他害行為をするきっかけになる原因や対処法、

他害行為の体験談を発達障害の子供を持つ私が紹介します。

 

他害行為とはどんなこと?

人を傷つける=人に噛みつく・叩く・蹴るなど。

物を壊したりする=物を投げる・壊すなど。

 

参考記事:自閉症スペクトラムが自傷行為をする3つの理由

発達障害の子供の他害行為の原因

 

他害行為の原因には様々な理由があり、

単純に1つだけの理由でないこともあります。

 

ストレス

イライラから、衝動的に。

空腹や苦手な音などがきっかけになることも。

 

参考記事:発達障害の子供は疲れやすい!?まさかの3つの理由とは

こだわり

自分の中でのルールが他の人に破られてしまったから。

綺麗に並べていたものを崩されるなど。

 

睡眠障害

夜中に何度も目が覚めたり、夜泣きしたりなど、

質の良い睡眠が取れない。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供が寝ない?知らないと損する解消法4選

コミュニケーションの難しさや言葉の遅れ

言葉で上手く伝えられずに、

手が出てしまうことも。

 

対応策

他害行為は早めの対応が必要で、

対応が遅くなる程に他害行為を無くすのは難しくなっていきます。

 

一人で悩まずに発達障害の医師や学校の先生などに相談して、

適切な対応が必要です。

 

  1. ストレスを解消するため、スポーツなどをする。
  2. 他害行為はいけないことだと理解させ、他害行為ではなく、どうすれば良かったのか大人と一緒に考える。
  3. 早寝早起きをして、睡眠の質を高める。
  4. 我慢の練習をしたり、相手の気持ちを考えたりする。
  5. 気持ちを切り替えるきっかけを作る。イライラした時にはお気に入りのハンカチを見るなど。
  6. 発達障害の主治医に相談の上で、薬を処方してもらうことも。

 

発達障害の子がお友達から他害行為を受ける

小学校に入学してすぐに、同級生からの他害行為を受けました。

 

隣の席の子から手の甲などを何度もつねられていましたが、

嫌で痛かったけど、先生にも家族にも言えずに、

しばらくはずっと我慢していたようです。

 

ですが、担任の先生が気付いてつねるのを止めるように指導するも、

しばらくは続きました。

 

その後、子供から手をつねられているという話をやっと聞き、

このまま続くといじめに発展すしたり、つねられるのが嫌で

学校に行きたくないと言い出したりしていたので、

心配になり担任の先生に相談しました。

 

不安でしたが、些細なきっかけで仲良しになり、

つねられることはなくなりました。

 

つねる理由は、私の子供の行動が遅いことが気になり、

イライラしていたとのこと。

 

その子は話しかけると気さくだったので、

その子自身を嫌いだとは思えませんでした。

 

いつの間にか友達になり、仲良くなったので問題解決となりましたが、

根本的な解決ではないのですっきりしませんでした。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの受動型とは?3つの対人関係のタイプ

発達障害の子が他害行為を初めてしてしまう

 

小学校の進級により、クラス替えが行われて

すぐクラスのお友達とケンカをしました。

 

そのお友達とは今回初めて同じクラスになり、

ほとんど面識もない状態でした。

 

お友達がやっている遊びの仲間に入れて欲しいと、

私の子供が言ったのですが、仲間に入れてくれなかったようです。

 

イラっとして、お友達を押してしまい、

手のひらにケガをさせてしまいました。

 

担任の先生から電話がかかって

「まさか・・・うちの子が。」と信じられなくて、

血の気が引きました。

 

今までケンカもしたことがない私の子供がまさか、

お友達をケガさせることなんてないと、

少しうぬぼれていたのだと後悔しました。

 

いつも子供に「ケガをさせてはいけない。」

と言ってはいたのですが、ショックでした。

 

加害者の親になり、加害者の親も傷付くことを知りました。

 

時間が合った数日後、お友達のお母さんとお話が出来ました。

その数日間は気分が落ち込み、自分の子供を受け入れるのが難しくて・・・

 

思わずイライラしたり、泣いたりしてしまいました。

 

お友達のお母さんは物腰の柔らかい方で、

ケガをさせた私の子供を気遣ってくれました。

 

「手のケガはたいしたことがないので大丈夫ですよ。

お子さんはケガされませんでしたか?」

と、言われたときには申し訳なさとは

反対に救われた気持ちにもなりました。

 

他害行為について発達障害の子供と話し合う

他害行為ではなく、どうすれば良かったのかを一緒に考えました。

 

コミュニケーションの難しさという特性のため、

相手の気持ちを考えるのが難しい子供のために

相手がどんな気持ちになったのかを説明しました。

 

また、自分がされたらどう思うかも考えさせました。

 

「ケガをさせないで、話をすれば良かった。順番で遊べば良かった。」

と子供が自分なりに理解したようでした。

 

他害行為はいけないでなくなければいけないことですが、

他害行為をしている子供の気持ちに寄り添うことも大切です。

 

ダメと否定するだけではかえって反発して

他害行為をしてしまうこともあります。

 

どうして他害行為をしてしまったのか、

どうすれば良かったのか、

話し合うことが大切です。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供への効果的な接し方3選

最後に

  1. 他害行為とは人を傷つけたり、物を壊したりすること。
  2. 他害行為の原因 ストレス・こだわり行動・睡眠障害・コミュニケーションの難しさなど様々。
  3. 他害行為には原因に合った、早めの対応が必要。ストレス解消・我慢の練習・相手の気持ちを考えるなど。

 

他害行為にきちんと対応することで、子供は成長して行きます。

 

他害行為がなくなると、親子で笑顔の毎日を送れますよ。