現在、自閉症スペクトラム障害と診断される人が増えています。

 

実際に診断を受けるのは、三歳から就学前後が多いとされていますが、

実は赤ちゃんの時から特徴的な症状が出ている場合があります。

 

私の子供は、自閉症スペクトラム障害です。

 

赤ちゃんの時、抱きづらさや睡眠異常があり、育てにくさを感じていましたが、

自閉症スペクトラム障害が原因だったとは全く分かりませんでした。

 

自閉症スペクトラム障害の子供を育てる私が、

赤ちゃんの時の特徴的な症状と

実際に私の子供が赤ちゃんの時の症状について紹介します。

 

自閉症スペクトラム障害とはどんな病気?

 

自閉症スペクトラム障害とは、発達障害の一つです。

 

今までは自閉症アスペルガー症候群高機能自閉症など、

たくさんの診断名に分かれていましたが、

実際には一人一人症状が多様なため、

診断名を明確に分けるのが難しい状況でした。

 

そのため、自閉症アスペルガー症候群高機能自閉症などを含めて、

自閉症スペクトラム障害(自閉症スペクトラム症、ASD)に統合されました。

 

参考記事:自閉症スペクトラム障害の子を持つ私が病気や症状について紹介します

自閉症スペクトラム障害:赤ちゃんの時の症状とは?

 

  1. 成長しても睡眠のサイクルつかめない。寝るまで時間がかかる。眠りが浅い。
  2. 偏食や少食が極端にある。いつもの食べ慣れた味や見た目へのこだわりがある。
  3. 母親と目が合わない。後追いをしない。
  4. 抱きづらく、体を反らして嫌がる。
  5. クレーン現象=人の手を掴み、自分の代わりにさせようとする。
  6. 言葉の遅れがある。
  7. 特定のものへの異常なこだわりがある。
  8. 変わった行動=手をひらひらする、つま先立ち、くるくる回るなど

 

赤ちゃんの時、このような症状があるからと言って、

必ず自閉症スペクトラム障害だということではありません。

 

自閉症スペクトラム障害は、

個人により症状の出方や強さが異なるため、

全てが当てはまるわけでもありません。

 

定型発達児(発達に遅れのない子供)でも

このような症状が出ることはあります。

 

なので、一つ当てはまるからと心配しすぎないよう注意が必要です。

 

症状について理解していると、

自閉症スペクトラム障害の場合、

早く気付くきっかけになると思います。

 

参考記事:自閉症スペクトラム:いつから分かる?特徴的な3つの症状

私の子供が、赤ちゃんの時の症状とは?

  1. 新生児の頃から、寝付きが悪い。
  2. 離乳食は問題なく進んだが、二歳前から、偏食が始まる。見た目へのこだわりがある。
  3. 目は合うが、後追いがひどい。
  4. 抱っこを嫌がり、体を反らす。
  5. 一歳前からクレーン現象が出ている。
  6. 言葉の遅れがある。
  7. ドアや窓の開け閉めへの執着がある。
  8. 手の甲を相手に向けてバイバイする。つま先立ち、くるくる回ることが大好き。

 

とにかく、私の子供は寝かしつけが大変でした。

 

「授乳をして、お腹がいっぱいなはずなのに、

寝ない。寝られずに大泣き。」という時期が続きました。

 

抱っこのしすぎで、手首や腰を痛めました。

大泣きする子供を見て、「私の方が泣きたいよ。」

と何度も私が泣きました。

 

私は、育児が大変だと感じていたのに、

それは私の育て方が悪かったのだと思い込み、

誰にも相談しませんでした。

 

ですが、乳児検診の時、保健師と相談する中で

発達障害かもしれないということが分かりました。

その後、発達障害の病院を受診しました。

 

参考記事:発達障害の子供を育てる私が病院の受診を勧める3つの理由

育児相談を利用しよう!

 

自分からいきなり発達障害の病院に行こうと思うのは、

なかなかハードルが高く難しいと思います。

 

なので、まずは育児相談出来る所で相談してみることがおすすめです。

「育児で困っている」や「他の子供と違う所が気になる」

などと相談しても良いと思います。

 

育児の相談窓口は様々な所がありますが、

全ての区や市町村にあるわけではないので、

行くのは相談しやすい自宅から近い場所がおすすめです。

 

  1. 市町村保健センター
  2. 子育て支援センター
  3. 児童相談所
  4. 子育て世代包括支援センター
  5. 発達相談支援センター など

 

相談に行く場合には、母子手帳や今までの

子供の成長の様子をまとめたものを持って行きましょう。

スムーズに相談するため、聞きたいこともまとめておくと便利です。

 

参考記事:発達障害者支援センターとは?支援内容や利用方法を紹介

最後に

  • 自閉症スペクトラム障害(自閉症スペクトラム症、ASD)は、発達障害の一つ。
  • 自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症などを含め、自閉症スペクトラム障害と呼ぶ。
  • 社会性がない、コミュニケーションの難しさ、想像力の欠如の特徴がある。
  • 育てにくいなどと感じている時にはまず育児相談して話してみる。

 

心配や不安なことがあると、仕事に集中出来なかったり、

子供がかわいく思えなかったり、なんてことに成りかねません。

 

心配な時には、育児相談して心を軽くするのも一つの方法です。

 

>>アスペルガーADHD発達障害を改善する方法(自閉症スペクトラム障害ASD対応)

 

自閉症スペクトラム障害は早期発見が重要だと言われています。

早く分かることで、子供の成長に合わせて適切な療育

(社会的に自立するための教育や治療のこと)ができ、

家族の精神的な負担を減らすことも出来ます。

 

相談してみて、自閉症スペクトラム障害ではない場合もあると思いますが、

育児のアドバイスなども貰えるので、無駄になることはないはずです。

まずは相談してみて下さいね。