おもちゃを一列横に並べたり、おもちゃを積み上げたり、

集合写真を撮る時のようにぬいぐるみを並べたり、

そんなことはありませんか?

 

急な予定変更があった時に

すぐに気持ちが切り替えられずに

癇癪を起こしたりすることはありませんか?

 

もしかしたら、それは自閉症スペクトラムの特徴である

こだわりのためかもしれません。

 

並べる理由やこだわりへの対処法について紹介します。

 

自閉症の子供の並べるという行為

自閉症スペクトラムの場合、

並べるということが好きな人が多くいます。

 

それは、想像力の欠如により、

変化に対応することが出来ずに、

不安になるためと言われています。

 

好きなものを綺麗に並べることで

安心を得ているからです。

 

並べるのが好きというだけで、

自閉症スペクトラムだということではありませんが、

自閉症スペクトラムの特徴の一つという可能性があります。

 

参考記事:自閉症スペクトラムには構造化がおすすめ!5つのポイントとは!?

自閉症の子が並べるのはこだわりのひとつ

 

並べる以外にも、変化を受け入れられなかったり、

いつもと同じことを好んだり、というこだわりが

自閉症スペクトラムの特徴にあります。

 

やり方やルールにこだわる

 

  • 学校に行く道順はいつも同じでないとダメ。
  • 寝る前の儀式として行動をパターン化する。
  • ゲームのルール変更は出来ない。

 

スケジュールの変更が苦手

 

  • 授業の時間割が急に変更になるとパニックになる。
  • 運動会や遠足などの行事が苦手でストレスになる。
  • 見通しのつかないことが嫌い。

 

場所や配置にこだわる

 

  • バスや電車の座席を決めている。
  • 学校の席替えで嫌いで不安になる。
  • 部屋の模様替えが嫌い。

 

他の人から見たら、たいしたことのない変化でも、

自閉症スペクトラムのこだわりがある人にとっては

とても重要なことです。

 

ですが、こだわりやルールは自分で決めていることなので、

幼稚園や小学校入学を機に困りごとやストレスの原因にもなります。

 

私の子供の場合には特に幼稚園入学してから

こだわり行動で困りごとが増えました。

 

ゲームをする場合には勝てないと癇癪を起こしたり、

幼稚園の行事が苦手で参加せず

離れた所から見ていたりしていました。

 

最初は理由が分からずに幼稚園で他の子供達と違う

自分の子供が理解出来ずにいました。

 

「うちの子供だけ・・・どうしてみんなと違うのかな」

と悩んだこともありました。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供への3つの効果的な接し方

自閉症の子の並べるなどのこだわりへの対応

 

並べることを辞めさせることで

こだわりがなくなるわけではありません。

 

むしろ、途中で辞めさせると

パニックを起こすきっかけになってしまいます。

 

家で遊んでいる分には、危険でない限り、

自由に遊ばせても問題ないはずです。

 

最初は一列に並べるだけでも、成長に伴い、

どんどん遊び方は多様化していきます。

 

ですが、幼稚園や小学校に通い始めると、

こだわりは困りごとやストレスへと

発展していく可能性があります。

 

幼稚園や小学校では、それぞれのルールがあり、

また急な予定の変更などがあるため、

自分の中で決めたルールが

思う通りにならないということはよくあります。

 

不安にならないように、事前に説明をしたり、

見通しをつけたりすることで、

変化への対応が上手くいきやすくなります。

 

学校の先生には、子供の特性を事前に説明をして、

知ってもらうことも大切です。

 

私の子供は、幼稚園に通い始めてから発達障害の病院へ行き、

自閉症スペクトラムということが分かってからは

子供の不思議な行動が理解出来るようになりました。

 

行事でいつもと幼稚園の様子が違うと

園舎の中にも入ることが難しかったため、

なるべく早めに行き数人しかいない時に

園舎に入るようにしていました。

 

それから、幼稚園の予定を事前に教えてもらい

行事以外の活動についても事前に説明することで

少しずつ慣れていきました。

 

視覚優位のため、絵に書いて説明するのが

理解しやすいようでした。

 

今は小学生になりましたが、学校で先生から

口頭で説明されるだけで理解出来るようになり、

たくさんの経験の中で急な予定変更にも

対応出来るようになりました。

 

参考記事:発達障害と記憶力の意外な関係|サヴァン症候群とは?

最後に

  • 想像力の欠如により変化を嫌うため、並べることで安心を得ている。
  • 並べる=自閉症スペクトラムではない。
  • 自閉症スペクトラムの特徴として、変化を嫌い、いつもと同じことを好む。
  • 事前に説明をして、見通しをつけるなどの対応が必要。

 

並べるという行為は指先を鍛える練習にもなります。

 

自閉症スペクトラムの子供は

不器用さを抱えていることがあるので、

並べる物をドミノやパズルなどの

小さい物にしていくことで、手先の運動にもなります。

 

また、好きなことを伸ばしていき、

褒めるきっかけにもなりますよ。