発達障害の子供を持つ親は、
子供に何か習い事をさせたいと思っても
なかなか決められないなんてことはありませんか?
実際に、発達障害で自閉症スペクトラムの子供を持つ私も
習い事をさせたいと思っていても、
何度も諦めた経験があります。
そんな親である私が、子供を公文に通わせようと思った理由や
発達障害の子供を通わせる時に気になることを本音で紹介します。
公文ってどんなところ?
- 自分で問題を解く力を付ける
- 年齢は関係なく、一人ずつに合わせた楽に解ける問題から始める
- 楽に解ける問題から始め、少しずつ難しい問題に挑戦していく
- 最終的には学年を越えて高校教材を早く学習をすることが目標
公文では障害児教育もしているとHPに書いてありますが、
全ての教室で受け入れているわけではないようです。
まず、電話をして受け入れをしている教室を確認する必要があります。
私は知らなかったので、家の近くにある公文に直接電話をしました。
発達障害で自閉症スペクトラムの子供だと伝えました。
発達障害の子供を何人も見てきている先生で、
「必ず、成長して伸びていきます。
お母さんのサポートは必要ですが、
ちゃんと座って勉強出来るようになります。」
と力強く話をしてくれる先生に頼もしく感じ、
この先生ならばお願いしたいと思いました。
参考記事:自閉症スペクトラムは小学校の普通学級?知っておきたい就学先4選
公文で勉強すること
計算するプリントや文章を読んだり、
文字を書いたりするプリントがありますが、
プリントばかりやるイメージではないですか?
実は違います。
数字盤・ことばカード・パズルなど、鉛筆を使わない勉強もあります。
私の子供は、幼稚園から通っていたのですが、
プリントよりもこういった勉強がすごく好きなので、
先生に「もっとやりたい!これもしたい!」
などと言っているようです。
始める年齢や場所によっては、
内容が異なる場合もあると思いますが、
様々な体験をすることで成長を促すことにもなります。
他にも鉛筆を使って楽しみながら、
書く力を付けるための運筆というプリントがあります。
私の子供の場合、鉛筆を上手く使えていなかったので、
字が汚かったのですが、公文のプリントをやるようになり、
手の使い方を覚えて字が少しずつ綺麗になっていきました。
公文って実際どうなの?
- 宿題をやった分シールを貰えて、ご褒美と交換
- (夏休みなどに交換会があり、くじを引いたり、おもちゃやお菓子に交換したり出来る)
- テストで合格すると賞状が貰える
- 小学校のように先生の話をみんなで聞くことがない
- 一人ずつプリントを進めるので、周りに合わせる必要がない
- プリントに花丸や100点と書いて貰えて、目に見えて褒められる
ですが、発達障害の子供には難しそうな所もあります。
- 公文は週2回教室に通い、週5回家で宿題をやる=毎日勉強する
- 繰り返し同じプリントをするので飽きてしまう
- 生徒の人数が多いとガヤガヤしているので、気が散りやすい
- 人の出入りが多いので気になるやすい
- 公文の宿題は親が一緒に付きっきりでやることもあるので、親が大変になるかも
私の子供はご褒美目的で宿題を頑張っていましたが、
同じプリント繰り返しが多いので飽きてしまいやすく、
家でやる気と集中力を続けさせるのが難しいです。
ですが、公文の教室では頑張っています。
入学前なら小学校のような勉強する雰囲気を味わえるので、
小学校の練習になるかもしれません。
公文に幼稚園から通い始め、
小学校入学までに集中力と勉強する習慣、
椅子に座るということに慣れたのが、
良かった所だと思います。
小学校に入学してからは、公文の宿題に、
小学校の宿題があるので、
毎日家で勉強することが増えてしまい・・・
大変そうです。
家での勉強は親のサポートが必要になるので、
仕事などで忙しい場合、親の負担になる可能性もあります。
参考記事:発達障害・自閉症スペクトラムの夫と離婚!夫の困った特徴3選
最後に
- 公文はひとりずつに合わせた問題から始めて、自分で問題を解く力を付けるのが方針
- プリントの他にも色んな体験が出来る(数字盤・ことばカード・パズルなど)
- 発達障害の特性が合う所と難しい所がある
私は公文に通わせて良かったなと思います。
ですが、子供と公文のやり方の相性もありますし、
子供と先生の相性があると思います。
なので、まず公文の体験学習をすることをおすすめします。
公文に通うことで、
勉強が好きになるきっかけになるかもしれませんよ。