自閉症スペクトラムにはコミュニケーションの難しさという特徴があります。

 

対人関係のタイプには、3つの種類があり、

①受動型 ②孤立型 ③積極奇異型 に分かれます。

 

同じ自閉症スペクトラムでもこの特徴により、

コミュニケーションの取り方に違いが出るため、

様々なタイプがいるように感じます。

 

実際に周りにいる自閉症スペクトラムの子供たちは、

大人しくて話をよく聞く子、1人で遊ぶのが好きな子、

積極的に他人と関わる子など、様々です。

 

自閉症スペクトラムの対人関係のタイプの特徴について、

自閉症スペクトラムの子供を持つ私が紹介します。

 

参考記事:自閉症スペクトラムは小学校の普通学級?知っておきたい就学先4選

受動型

 

 

  • 人との関わりは受け身で拒否しないが、自分からは人との関わりを求めない。
  • 受け身なので、誘われれば友達と遊ぶことができる。
  • 自己主張が弱いため、嫌なことを押しつけられることもある。

 

集団生活に入ると受け身のため、とくに問題は起こさないタイプですが、

自分の意見を出すことなく、悪いことさせられたり、

やりたくないことをやらされたりなどストレスの原因にもなります。

 

また、受け身のため、指示がないと行動に移せないという特徴もあります。

 

自分から行動に移すために、手順のマニュアル通りにやるなど、

自分から考えて行動する練習を少しずつ積みかねていくことが大切です。

 

受動型の苦悩についての動画です。どんな気持ちなのかが参考になります。

             ↓  ↓  ↓

 

孤立型

 

 

  • 他人がいないかのように、1人で遊ぶ。
  • 他人との関わりを嫌う。無関心なため、自分から関わらないし、相手が関わろうとするのを警戒して避ける。
  • 名前を呼ばれても気付かない。
  • 集団から離れたがる。

 

人への関心が低く、人と関わることを苦痛と感じていることもあります。

 

無理に集団に入れるのではなく、気の合う人と1対1でまず関わる所から始めて

少しずつ慣れて行くことが必要です。

 

参考記事:自閉症スペクトラムが自傷行為をする3つの理由

積極奇異型

 

  • 他人に積極的に関わろうとするが、関わり方が一方的であったりする。
  • 相手や状況に関わりなく意志を伝えたり、行動したりしがち。
  • 他人への関わり方の距離が近すぎる。

 

自分の行動が他の人からどう見られているのかということに関心がないため、

人の顔色を伺うようなことはしません

 

人がどう思っているのかを想像することが難しいため、

人を気にせずに行動してしまいがちです。

 

一方的に関わるため、相手側からも質問するなど一方的にならないようにする。

一方的に話さないように、相手の話を聞く態度や、

相手の話が終わってから話し始めるなど、

会話する方法について教えてあげましょう

 

また、相手の気持ちを考えさせるために、

大人と一緒に問題の場面について振り返り考えるなど

練習が必要です。

 

参考記事:発達障害の子供が他害行為!6つの解消法と体験談

私の子供の場合

対人関係のタイプは成長と共に変わることがあるのですが、

幼稚園頃は孤立型でした。

 

人との関わりに全く興味もなく、

やりたいことを1人でもくもくとやるタイプでした。

 

小学生になる前くらいから、積極奇異型になってきました。

相手の様子を気にせずに一方的に話しかけています。

 

大人とのやり取りでは、子供が好きな大人だと

子供の話に合わせてくれるのでなんとか会話が成り立ちます。

 

ですが、初対面や、関わりの少ない大人とだとイマイチ会話がかみ合いません。

 

これが子供になると無視されたり、笑われたり、

イジメにつながりそうな場面も見たことがあります。

 

小学校2年生現在の積極奇異型の特徴

  • 知らない人にいきなり話しかけたり、挨拶したりする。
  • 相手が自分の話に興味があるかどうかは関係なく、言いたい話を一方的に言い続ける。
  • 知らない人にも馴れ馴れしく寄っていく。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供への効果的な接し方3選

最後に

人と上手にコミュニケーションをとるということは

自閉症スペクトラムの課題の一つです。

 

タイプが分かれば、対応策も取りやすくなります。

子供のうちに様々な人と関わることで、

人とのコミュニケーションをとる方法をその都度学ぶことで、

コミュニケーションのつまずきを少なくすることが出来ますよ。