汗だくになっていてもトレーナーを脱ごうとしなかったり、

暖房が必要なくらい寒いのに

裸足やTシャツで平気で遊んでいたり、

発達障害である私の子供には驚かれることがあります。

 

子供は大人よりも体温が高いからなのかな

と思っていたのですが、

実は発達障害の特性による理由がありました。

 

発達障害の子供を持つ私が、

発達障害の服装の問題について

体験談を交えて紹介します。

 

発達障害の子供が服装選びが苦手な3つの理由とは?

感覚過敏

 

 

感覚過敏の場合、皮膚への感覚刺激が

異常に不快に感じてしまうという特性があります。

 

一般的には気にならないくらいでも、

感覚過敏の場合には不快に感じたり、

痛がったりして、服を着たがらなかったり、

脱いだりします。

 

  • 肌着や服のタグがチクチクするのが気になる。
  • 新しい服を着ると肌が痛くなる。違和感がある。
  • 毎日同じ服を着たがる。同じ肌触りのため。

 

私の子供の場合には、

幼稚園時代はとにかく家の中で服を着るのを嫌がりました。

 

夏でも冬でもとにかく裸!

でも、家族以外に見られるのは恥ずかしいようで、

来客があると急いで服を着るため、

ピンポンと家のベルがなると

大人たちがバタバタ大変でした。

 

参考記事:自閉症スペクトラムの子供への効果的な接し方3選

感覚鈍磨

感覚鈍磨の場合には暑いや寒いなどに

気付きにくいという特徴があります。

 

暑いから着ている服を一枚脱いだり、

寒いから一枚着たりなど、

調節することが難しいため、

汗だくでもそのままになってしまいます。

 

  • 寒いのに真夏の服装で出掛ける。
  • 汗だくになっても服を脱がない。

 

私の子供は、小学校に通い始めてから、

汗だくで帰ってくるということが多くなりました。

 

朝肌寒いと思って着せた上着を、

汗だくになっても脱がずに帰ってきたりします。

 

参考記事:発達障害と記憶力の意外な関係|サヴァン症候群とは?

こだわりの強さ

 

 

変化を嫌い、いつもと同じということに

安心を得ています。

 

想像力の欠如により、

臨機応変に対応することも苦手です。

 

いつもと違うということに不安を感じて

パニックを起こす場合もあります。

 

服装もいつも同じ、

お気に入りの服を好む場合があります。

 

私の子供は、お気に入りのトレーナーに、

お気に入りのデニムをセットで着る

というこだわりがありました。

 

セットで着るとかっこよく変身出来る

と思っているようでした。

 

また、月曜日に大好きな先生の授業があるため、

その先生にかっこよく見られたいとも言っていました。

 

とにかくこのルールが出来てからは

この服をセットで着ないと気が済まない・・・

という困った状況になりました。

 

ですが、月曜日に着るというルールの他に、

特別なお出かけの時にも着たがるため、

とにかく洗濯して急いで乾かして

いつでも着られる状態にするのは大変でした。

 

参考記事:自閉症スペクトラムが「並べる」こだわり行動の驚くべき理由とは!?

対策法

  • 肌触りにこだわった服選びをする。肌着などタグが外側についているものや、タグがなく印刷されているものを選ぶようにする。タグを取り外す。
  • 汗をかいている時には「一枚服を脱ぐ?」などと声掛けをして、服装を調整することに慣れさせる。
  • こだわりがある場合には、いつも同じ物ではなく、複数枚用意したり、似たものを着せたり、清潔なものを着るということを徐々に進めましょう。

 

私の子供場合、タグが気になるため、

最初は全ての服からタグを取り外していました。

 

ですが、途中でタグがプリントされている服を

見つけてからはその服ばかり着せていました。

 

小学校になった今、気にならなくなり、

タグが付いている服も着られるようになりました。

 

服装の声掛けを続けた結果なのか、成長したからなのか、

自分から服装を調整出来ることが少しずつ増えてきました。

 

ですが、遊んでいる時など集中している時には

服装のことはすっかり忘れてしまうようで、

まだまだ声掛けは必要です。

 

参考記事:発達障害の親の私が試した!忘れ物を減らす4つの方法

最後に

服装の問題の原因には発達障害の特性が関係しています。

  1. 感覚過敏=皮膚への感覚刺激が異常に不快に感じてしまう。
  2. 感覚鈍磨=暑いや寒いなどに気付きにくい。
  3. こだわりの強さ=いつも同じということに安心を感じている。

 

対策法

  1. タグがないもの、印刷されているものにする。
  2. 声掛けをして、服装を調整することに慣れさせる。
  3. こだわりがある場合には、認めつつ複数枚用意したり、似たものを着せたりする。

 

感覚過敏や感覚鈍磨は我慢すれば

なんとかなる問題ではありません。

 

発達障害の特性を理解して、

寄り添うことが必要です。

 

理解することで、着ない無駄な服を

減らすことにも繋がります。