幼稚園・保育園を卒園後、一般的には

悩まずに自宅に近い小学校になるのですが、

発達障害の子供の場合には様々な選択肢があります。

 

現在、小学2年生になる自閉症スペクトラムの子供が

いざ就学問題にぶつかった時には、正直、

子供にとってどうしてあげるのがいいのか分からない状況で、

どのように決めればいいのか悩みました。

 

自閉症スペクトラムの子供を育てている私の体験談を含めて、

就学問題について紹介します。

就学先の選択肢

 

小学校の普通学級

1クラス3540人まで。担任の先生の他に補助の先生が付くことがある。

 

小学校の普通学級に在籍して、通級教室に通う

小学校の普通学級に在籍して、通級教室に通う

 

小学校の特別支援学級

身体障害クラス、知的障害クラスや、情緒クラスなどがある。先生が何人かいて、少人数制のため、一人ひとりに合わせた対応などがしやすい。

 

特別支援学校

身体障害・知的障害などで、社会生活への適応が難しい子供が対象。

生活の自立や勉強の自立を目指す。

 

様々な就学先がありますが、すべての小学校に

通級教室や特別支援学級があるわけではありません。

 

親の希望だけで全て行けるわけではないので、

まず早めに市区町村の窓口に相談するのをおすすめします。

 

就学先を選ぶ場合には、子供の意思を尊重することが大切ですが

学校側の自閉症スペクトラムへの理解や受け入れ体制が

整っているかということが重要です。

 

そのためにも、入学前に小学校見学をしておき、

学校の現状を確認するのと、学校側に子供の困りごとについても

相談するのも大切です。

 

また、家族だけでなく、発達障害の主治医や幼稚園の先生、

保健師などにも相談してどの就学先が子供にとって

望ましいのかを考えやすいと思います。

就学先を決めるためにしたこと

私の希望していた就学先への条件が3つありました。

  • 自閉症スペクトラムへの理解がある。
  • 規律や勉強などの指導が厳しくない。
  • 通いやすい。

 

生活の自立が出来ていたので、普通学級か通級教室か、

特別支援学級で考えていましたが、

家から近い小学校には特別支援学級の情緒クラスがなかったため、

普通学級か通級教室のどちらかになりました。

 

幼稚園の年長さんの夏休みに子供と一緒に小学校見学に行きました。

入学後、とにかく子供が困らないように出来ないことを

小学校の先生に話しました。

 

  • 発達障害の自閉症スペクトラムです。
  • 箸が上手に使えません。
  • 鉛筆が正しく持てません。
  • 行動が周りよりもワンテンポ遅くなりがちです。
  • 言葉の遅れがあります。
  • こだわりが強くて指示が通らないことがあります。

 

他にも困りごとをたくさん話しました。

「こんなことも出来ないのかと落胆されるだろう。

親がきちんとしつけをしてないからだと怒られるだろう。」

とドキドキしながら話しました。

 

ですが、学校の先生からは

「お母さん、心配しすぎですよ。最初から完璧な子供はいませんよ。

みんな1年生は出来ないことたくさんあって入学して来ます。」

と優しく言われた時には涙が出ました。

 

幼稚園では「こんなことに困っています。こんなことが出来ません。家でも何か対応されていますか?」

と言われることがほとんどで、親としての自信を無くしていたのですが、

励まされました。

 

結果的には、普通学級を選びました。

小学校2年生の今、なんとか勉強にも付いていき、

集団生活に揉まれながら強くなってきているなと思います。

 

勉強面で授業についていけないのではと心配していましたが、

先生のサポートを受けて、ぐんぐん成長してきています。

普通学級で伸びる可能性と問題

 

周りの子供たちの刺激を受けて、伸びる可能性は十分にあります。

 

集団の中に入ることでたくさんの子供と触れ合うことで

気の合う仲間が見つかるかもしれません。

 

ですが、自閉症スペクトラムの特徴から

いじめられる可能性が心配なことです。

 

実際、言葉の遅れのある私の子供は、

ちゃん言葉のように聞こえる発音を

からかわれたことがありました。

 

良くも悪くも子供は正直なので、残酷な時もあります。

いじめには発展していないので、様子を見ている状態です。

 

「通級教室や特別支援学級に通っている

ということでいじめはありませんか?」

と小学校に聞いてみたところ、

 

「最初からその子供は通級教室や特別支援学級に

通っていることを子供に知らせて、

毎回クラスから見送りするということにしているので、

特にその事に対していじめがあることは今の所ないです。

普通学級の子供との触れ合う時間も多くあります。

むしろ、通級教室に行くということを

羨ましがっている子供はいます。」

 

と、答えを貰い、もし必要な場合には

通級を使うというのも良いのかなと思いました。

 

心配していた小学校生活ですが、あまり心配ありませんでした!1

年生の授業参観では、授業の途中で歩き出したり、

鼻歌を歌ったり、隣の席の子供と話し込んだり・・・

 

自分の子供の方が静かで大人しいと思ってしまうくらい、

にぎやかなクラスでした。

私が子供の頃よりも先生方が優しくて

丁寧に子供に寄り添ってくれているように感じました。

最後に

就学先の選択肢は4つ。

  • 小学校の普通学級
  • 小学校の普通学級に在籍して、通級教室に通う。
  • 小学校の特別支援学級
  • 特別支援学校

 

就学問題は、親にとって悩みがちですが、

主治医や小学校の先生や保健師などにも相談して、

子供にとって良いと思える就学先を考えてあげるのが

大切なのではと思います。

 

新たな仲間と環境に刺激を受け、

成長するきっかけになるかもしれませんよ。

 

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