発達障害の子供の記憶力に驚かされたことはありませんか?

実は、発達障害の子供には驚くべき記憶力の才能を発揮する場合があります。

 

私の子供は、発達障害の自閉症スペクトラムです。

好きなキャラクターの名前を一気にたくさん覚えたり、本の内容を隅から隅まで記憶していたり、好きなことに関しては記憶力の良さを発揮しています。

 

発達障害と記憶力の関係についてと、特に記憶力が優れているサヴァン症候群について、紹介します。

 




 

発達障害の記憶力の良さ

記憶とは過去にあったことを覚えている能力です。

記憶には短期記憶、長期記憶などがあります。

 

発達障害の人は、短期記憶はすぐ忘れてしまいますが、長期記憶が膨大に残りがちです。

長期記憶が良すぎる分、嫌なことがいつまでも鮮明に残り、フラッシュバックの原因になるといいます。

 

過去の出来事を細かく覚えていたり、一度しか通ってない道を覚えていたり、発達障害の子供には不思議な記憶力があります。

 

ですが、こだわりのことや、興味があることは記憶力が良いですが、興味がないことについては覚えていないことが多いです。

 

サヴァン症候群とは

 

発達障害の人が、他の能力に比べて突出した能力を持っていることを「サヴァン症候群」といいます。

その中に記憶力に関する能力があります。

自閉症に多くいると言われていますが、原因は、未だ分かっていません。

 

サヴァン症候群には「有能サヴァン」と「天才サヴァン」の二種類があります。

 

①有能サヴァン 本人自身の知的能力レベルの中で、他に比べると突出した能力がある。

②天才サヴァン 得意と苦手の差があるが、驚異的な能力がある。世界に100人くらい。

 

一つだけでなく、複数の分野で能力を発揮することもあります。どの能力にも、記憶力が関係してきます。

 

  1. 記憶力 本・言語・景色・円周率など見たものを簡単に覚えてしまう。
  2. 芸術  写真と間違えてしまうような細かい描写の絵を描く。
  3. 音楽  絶対音感があり、曲を聴いただけで演奏出来る。
  4. 計算  難解な計算が出来る。カレンダー計算(何年何月何日が何曜日か分かる)

 

私の子供は、もう大人が忘れてしまったこともはっきりと覚えていることがあり、驚きます。

 

「何年何月何日に○○○に行って楽しかったね。」や「何年何月何日にママはこんなことを言ったよね。」などと、明確に覚えています。

 

勉強にその能力が生かせればいいなと思いますが、なかなか上手くは行かないものです・・・。

 




 

サヴァン症候群にサポートが加わると・・・

サヴァン症候群の突出した能力と知能は無関係です。

たくさんの言葉や漢字を覚えていても意味や使い方が分からいことが多いです。

あくまでも記憶しているだけで、理解はしていません。

 

サヴァン症候群は、発達障害の人に必ず出るわけではありません。

また、高い能力を持っていたとしても、サヴァン症候群の人は能力を生かす方法を知りません。

なので、能力を伸ばすには支援が必要になります。

周りのサポートにより、驚くべき才能を伸ばすきっかけになるかもしれません。

 

私の子供は、音楽に興味があるようです。

そこで私は、色んな音楽を聴かせたり、楽器に触れさせたりしています。

色んなことにチャレンジすることで、将来に繋がればなと思っています。

 




 

まとめ

 

  • 発達障害だと記憶力が良い人もいるが、記憶力は自分の興味のあるものに限定されがち
  • 発達障害の中にはサヴァン症候群という突出した能力を発揮することがある
  • サヴァン症候群は自分では能力を活用出来ないので、サポートが必要

 

得意な記憶の能力を他の人に見て貰い、褒められるということで、発達を促すきっかけになります。

記憶力の良さを褒めて、自己肯定感を高めることで、発達障害の症状を良い方向に持って行くことが出来ます。

 

褒められることで自己肯定感を高め、自分の存在意義を見つけることで、能力を伸ばしていけるかもしれません。

 

発達障害の育児は言葉で表せないくらい大変なことが多いですが、子供の良い所を見つけてみると、そこから能力が伸びていき、才能が花開くかもしれません。

 

>>発達障害は治る?治らない?自閉症スペクトラムとの付き合い方