自閉症発達障害という言葉を耳にしたことがあっても、意味まで分かっている人は多くないと思います。

 

実は、自閉症や発達障害の他にもよく出てくる単語がたくさんあるので、余計わかりにくくなっています。

 

自閉症スペクトラム障害の子供を持つ私も診断されるまで知りませんでした。

診断を受けてから、似ている言葉がたくさんあるため、本を読んでいる途中でどういう意味だったっけ?と、分からなくなんてしまうことがよくありました。

 

自閉症や発達障害、その他にもよく出てくるアスペルガー症候群などの言葉について、紹介します。

 

発達障害

 

生まれつきの脳の機能障害です。

 

発達障害という大きな枠組みの中に、「自閉症スペクトラム障害・注意欠陥多動性障害・学習障害など」が入っています。(下記にそれぞれの言葉の説明有ります。)

 

日常生活や社会生活でつまずきが出ることが多く、様々なつまずきにより、本人も周囲も困りごとや悩みを抱えることになりがち。困りごとや悩みは成長と共に変わっていきます。

 

 

自閉症スペクトラム障害

自閉症スペクトラム障害とは、発達障害の一つ。

 

今までは自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害など、たくさんの診断名に分かれていましたが、実際には一人一人症状が多様なため、診断名を明確に分けるのが難しい状況でした。

 

そのため、自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害などを含めて、自閉症スペクトラム障害(自閉症スペクトラム症、ASD)に統合されました。

 

自閉症

 

従来の自閉症のこと。言葉や知能の遅れがあり、三つの特徴的な症状があります。

 

  1. 社会的な関係を上手に作れない 
  2. コミュニケーションの難しさ 
  3. 想像力の欠如

 

現在は自閉症スペクトラム障害に統合。

 

アスペルガー症候群

自閉症と同じような特徴がありますが、言葉や知能の遅れはありません。

言葉や知能の遅れがないため、障害があることがわかりにくく、障害に気付くのが遅れがち。

 

  1. 社会的な関係を上手に作れない 
  2. コミュニケーションの難しさ 
  3. 想像力の欠如

 

現在は自閉症スペクトラム障害に統合。

 

注意欠陥多動性障害

 

不注意・多動性・衝動性の三つの特性があります。

 

人により、特性の出方が異なります。三つの特性が年齢や成長に不相応に出てきて、日常生活に支障をきたす障害です。ADHDとも言います。

 

学習障害

聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するなどの基礎的な能力の中で、特定の能力取得と理解に著しい困難を生じます。

 

知的障害がないのに、特定のことが出来ないので、努力不足や怠けていると思われると誤解されることもあります。LDとも言います。

 

広汎性発達障害

「自閉症・アスペルガー症候群・特定不能の広汎性発達障害」をまとめた以前の名称。

現在は、自閉症スペクトラム障害に変更されました。PPDとも言います。

 

最後に

発達障害は脳機能障害の総称

発達障害の中に色々な症状を表す、自閉症スペクトラム障害・注意欠陥多動性障害・学習障害などが入っています。

 

発達障害というのは、先天的な脳機能障害です。

親の育て方やしつけなどが問題ではありません。発達障害の子供たちは、つまずきを感じていることが多いです。大人が対応を変えるだけで、解消出来る問題もあります。

 

 

実際に、自閉症スペクトラム障害である私の子供が幼稚園の頃、こんなことがありました。

 

初めての授業参観の日、みんなきちんと座って先生の話を聞いて、指示された通りやっている中・・・

 

私の子供だけ、一人違うことをしていました。

 

いつも出来ていたことが出来ませんでした。

 

 

理由は、幼稚園の様子がいつもと違うということでした。

 

 

自閉症スペクトラム障害だといつも同じを好むため、いつもと違う幼稚園の様子にどうしたらいいのか、分からなかったのだと思います。

 

その頃、自閉症スペクトラム障害だと診断を受けたばかりだったので、対応も上手く出来ていませんでした。

 

まだ、言葉が数個しか話せなかった頃ですが、きちんと絵などで授業参観というものを教えるなどの対応をしていれば、子供は不安にならずに済んだのではと思います。

 

同じ診断名でも子供の個性や環境などによって、一人一人症状は異なります。

 

まず、発達障害や、子供の状況について、理解することが大切です。

 

理解した上で、正しい対応方法に変えると、子供の様子がどんどん変わっていきますよ。